こどもたちへおくりたいほし

How to present children with this planet

自分は厳しい親だと思う。

自分は厳しい親だと思う。
お受験とかをする子の親に厳しそうなイメージがあるかと思うけれど、そういうものにのっておけば、あとあとはそんなに苦労や努力をしなくても、比較的楽に裕福に遊んで暮らしていける。そういう人生を用意してあげたい親。だから、その人は甘くてやさしい親だと思う。
〇〇大卒とか〇〇株式会社と名前の前についていれば安心で、親も安心できる、そういう説がなんだかんだ今でも濃厚でしょ。そんななかで、保証もなにもなく自分を信じて生きろ!だなんて、それはそれは本当に厳しい道。だから自分は厳しい親だと思う。
そのかわりとても自由。そのかわり自由な発想を持ち合わせていない人にはとてもおすすめできない道。子ども時代を犠牲にするコースとは真逆で、思うがままにに遊びたおして転けたおす経験が必須。多くの成功ではなく多くの失敗を、より若いうちに、思う存分体験することで培われるバランス感覚。失敗は若いうちがいい。
信じていないんですよ。その人を。〇〇大卒とか、〇〇株式会社とか、そういうファーストネームが無いとその人を、認められない。そうやって育てられた人が、自分のことを信じられるようになると思いますか。
あのね、家族があればそこには家事が存在しつづけるように、社会があればそこには仕事が存在しつづけるんです。なんの保証も資格も手に職もなかったとしても、人的魅力があれば、人は生きていけるんです。生きていていいんです。