こどもたちへおくりたいほし

How to present children with this planet

フランス憲法に環境対策明記の方向・世論と投票権の大切さ

 

世論って、世論って、すごい。
こんなことができる!


フランス統一地方選、他の欧州諸国と同様に環境政党が躍進。仏メディアによれば、マルセイユやリヨン、ボルドーなどの大都市で勝利した。
https://www.jiji.com/sp/article?k=2020062900112&g=int


フランスのマクロン大統領は29日、環境に優しい経済に向けた動きを加速するために150億ユーロを拠出すると発表した。前日の統一地方選では主要都市で環境政党のヨーロッパエコロジー緑の党(EELV)が、マクロン大統領率いる与党、共和国前進を打ち負かした。
マクロン大統領は29日、環境に優しい政策立案を加速させると述べたほか、環境対策を憲法に明記するため、議会が承認した上で国民投票を行う用意があると表明した。
https://jp.reuters.com/article/france-election-ecology-idJPKBN2402B3


環境についての発信をがんばってきたのは、この緊急性の高い問題の山場を超えたあとに、地球でやりたいことがたくさんあるから。


これからも地球でやりたいことがたくさんあるのは、誰だってたぶん同じことで、フランス人も日本人もなに人のひとも。


じゃあ日本で世論が盛り上がらないのはなんで?テレビも娯楽も学校も「ユニークな意見なんて持ったり言ったりしないほうが、クールで安全」っていう気分になって私はいつも生きづらかった ※完全に個人的な感想


それらどこかから発信されてる電波以上に、私たちを鎮静させることに役立てられているのは、日本では、お互いの目で、お互いを、見て、それが一番の網となるシステムになっている。法律や罰金や逮捕を使って抑える国もあるけれど、日本はちがう方法で抑えているだけ。日本が悪いんじゃなくて、いろんな国で、その国民性にあわせたやり方でひとを制御して管理しやすくしているところがある。


じゃあ「自由な意見を持ったら危険」って、誰にとっての危険なのか考える。


選挙は投票がされ終わったころに特番がでたりするけれど、選挙に注目が集まらないことを願うひとは誰。そこにどういう意図が?政治に注目が集まらないことで、誰かが、みんなにとってというより、自分やそのまわりの人にとって好きな政治ができるのかもしれない。


みんなが自由な意見をあまり言わず関心も持たなかったら、好きなことを好きなようにできるのは、いいイメージを保てるのは、だれ?自由な意見が出てきて、「危険」を感じるひとは、いるのかな?もしもそんな人が存在するとしたら、無関心でいるうちは無意識のうちに「そのひと・存在」に力を与えて、支持して、応援していることになっている。


そんな人いなけりゃそれでいいんですけど笑


投票ってちょいと足を運ぶだけのことだし、投票権は本当に先人からの恵みで、すっばらしい力だから。この力を守り受け継いでいくという意味でも、へたってない真にクールな民主主義を支えて維持していくためにも、本当に行使する価値のあるかけがいのない権利。